住友ゴムは2024年3月8日、2024年度のモータースポーツ活動計画を発表した。ダンロップ、ファルケンの両ブランドにより、国内外のモータースポーツ競技でトップクラスから入門レースまで幅広いカテゴリーでタイヤ供給を行なうことになる。
■ダンロップ 国内最高峰のレース、スーパーGT選手権では、GT500クラスにおいて新型車両の「Modulo CIVIC TYPE R-GT」、GT300クラスは5チーム5台をサポートする。
その他、全日本ラリー選手権、全日本ジムカーナ選手権、全日本ダートトライアル選手権へのタイヤ供給に加え、トヨタGAZOOレーシング GR86/BRZ Cupへの協賛を継続する。
さらに若手ドライバーの育成を目的とした多くのカテゴリーにワンメイクタイヤの供給を行なう。また全日本カート選手権へもワンメイクタイヤを供給し、特にEV部門に向けに、サステナブル原材料比率を高めたタイヤの供給を行なう。
■ファルケン
ファルケン・ブランドでは、ドイツ・ニュルブルクリンクで開催されるニュルブルクリンク24時間レース(正式名称:ADAC RAVENOL 24-Hour Race)に、今シーズンも「FALKEN Motorsports」として「Porsche 911 GT3R」の2台体制で参戦し、総合優勝を目指す。
また、SP4T(排気量2.0L~2.6L未満のターボ車)クラスで参戦する「スバルテクニカインターナショナル」の「SUBARU WRX NBR CHALLENGE」にもタイヤ供給を行ない、欧米を中心に高い評価を得ているファルケン・ブランドのさらなる価値向上を目指す。