住友ゴムは2021年1月25日、ドライ路面、ウエット路面に加え雪道でも走行可能なオールシーズンタイヤ「オールシーズン マックス」の第2弾商品として、商用車用「オールシーズン MAXX VA1」を3月1日から発売すると発表しました。発売サイズは軽トラック、軽バン、ライトバン、ハイエースなどに対応する3サイズで、価格はオープン価格。
「オールシーズンMAXX VA1」は、トレッドパターンの最適デザインにより、雪柱せん断力に効果的なセンター部の溝に、「交差点」を配置することで雪上性能を高め、雪道で確かなグリップ力を発揮します。
また、センター部分に幅広いブロックを配置することで、ドライ路面を正確に捉え、夏タイヤ同等の操縦安定性を実現するとともに、排水性の高い太い主溝と夏タイヤ以上の深溝設計で、優れたウエットブレーキ性能も実現しています。さらに夏タイヤ以上のロングライフも実現し、急な雪にも慌てない、商用車に最適なオールシーズンタイヤとなっています。
トレッドパターンでは、センター部の溝に配置した交差点が雪をグリップし、雪柱せん断力を高めます。なお、このタイヤは国際基準で定められたシビアなスノー条件に適合するスノーフレークマークが刻印されており、高速道路の冬用タイヤ規制でも走行可能です。浅雪、雪の降り始め、シャーベット路面、5cm程度の積雪など様々な路面に対応可能です。
またセンター部分に幅広いブロックを配置することで路面を正確に捉え、ショルダー部の剛性を高めることで高い運動性を確保し、空荷時のみならず積載時でも夏タイヤ同様の操縦安定性を発揮できます。
ウエット路面対策として、高い排水性を発揮する太い主溝を2本配置するとともに夏タイヤよりも深溝設計にすることで十分な排水容量を確保し、濡れた路面でも安心感のあるブレーキングを実現します。
深溝設計の採用の結果、夏タイヤ以上のロングライフも実現しています。タイヤ交換サイクルにおいても、年に数回程度しか雪が降らない地域の人はこのタイヤに一本化することでスタッドレスタイヤへの交換が不要となります。