住友ゴムは2019年3月11日、ダンロップ、ファルケンの各ブランドでの2019年のモータースポーツ活動計画を決定し発表した。トップクラスのカテゴリーから入門レースや参加型競技まで幅広いカテゴリーにタイヤ供給を行ない、ダンロップ、ファルケン・ブランドの価値向上とタイヤ開発力の強化を目指す。
ダンロップはスーパーGTを中心に活動し、GT500クラスの「Modulo Nakajima Racing」、GT300クラスはスバル BRZ GT300、ゲイナーのGT-R NISMOGT3、LM corsaのRC-F GT3の3チーム計4台にタイヤを供給する。その他、全日本ラリー選手権、全日本ジムカーナ選手権、全日本ダートトライアル選手権、全日本カート選手権などの幅広いカテゴリーでタイヤを供給する。
他にもFIA-F4選手権、トヨタGAZOOレーシング86/BRZレース、トヨタGAZOO・レーシング・ラリーチャレンジへの協賛およびタイヤの供給を継続する。
ファルケンは、ドイツ、ニュルブルクリンクで開催されるニュルブルクリンク24時間レースに参戦する。2018年に引き続き「FALKEN Motorsports」として、総合9位で完走したポルシェ911 GT3Rと、同じく総合15位で完走したBMW M6 GT3の2台体制で総合優勝を目指す。
また、SP3Tクラスで5度目となるクラス優勝を果たしたSTIのWRX-STIへのタイヤ供給も継続し、欧米を中心に高い評価を得ているファルケン・ブランドのさらなる価値向上を目指す。