ダンロップの住友ゴム工業は2012年4月10日、5月17日から20日にかけてドイツで開催される「第40回ADACチューリッヒ・ニュルブルクリンク24時間耐久レース(通称:ニュル24時間レース)」において、開発チームとして参戦する日産 GT-Rにタイヤを供給することを明らかにした。
この24時間レースは自動車やタイヤのメーカーが開発時の耐久テストを行うことでも有名な、ドイツ北西部のニュルブルクリンク・サーキットで開催される。とくに高低差300m、ブラインドコーナーを含め約170カ所のコーナーを持つ北コース(オールドコース)とF1も開催される近代的なグランプリコースを連結した1周約25kmのフルコースを使用することで、世界一過酷なレースとも言われている。
日産 GT-Rはダンロップレーシングタイヤの高いドライ&ウエットグリップ性能と、優れた耐久性能というサポート得て、初参戦ながら上位入賞を目指すとのこと。すでにトヨタGAZOOチームもLFAと86での参戦を明らかにしており、GT-Rチームと同じくダンロップタイヤを装着するスバルSTIチームもクラス優勝を狙うなど、日本メーカーの勝負も、今年は見どころのひとつになる。
チーム名や主な参戦体制は以下の表を参照のこと。