ダンロップ・ブランドのタイヤで知られている住友ゴム工業は、今年で5年目を迎える「ダンロップタイヤ安全プロジェクト」を来る4月8日の日曜日、全国47都道府県の54会場で実施する。もちろん点検費用は無料。興味のある方はぜひお早めに、愛車で会場を訪れてはいかがだろうか?このプロジェクトの目的は“タイヤに起因する事故の未然防止”だ。会場ではユーザーの愛車に装着されているタイヤの空気圧点検、残溝チェック、タイヤ表面の損傷などを調べる外観チェックなどの点検を実施し、タイヤの安全で正しい使用・管理方法について紹介する冊子も配布。ドライバーにタイヤの日常点検の重要性をアピールする活動を行ってきた。
2008年に開始し、全国47都道府県の道の駅やショッピングセンターなどで年2回の実施を継続中で、4年間で延べ2万台を超える車両のタイヤ点検を行ってきた実績を誇る。ちなみに昨年11月のプロジェクトでは5566台のタイヤ点検を実施した結果、タイヤに関係する整備不良率は約25%に達した。その内訳は、空気圧の過不足が全体の10.8%(重複を含む。以下同)と最多で、以下タイヤ表面の損傷が8.6%、偏摩耗8.4%、残溝不足3.2%となっている。
今回は同社の工場や事業所のある7都府県(福島/東京/愛知/大阪/兵庫/岡山/宮崎)では会場を2カ所に増やし、全国54会場に規模を拡大して実施する。さらに同社の社員の通勤車についても点検を行い、タイヤ点検の重要性を社内外に一層訴求していくとのことだ。
■「ダンロップタイヤ安全プロジェクト」実施会場
実施日時:2012年4月8日(日) 10:00?16:00