2012年1月19日、住友ゴムは環境タイヤ「ダンロップ・エナセーブ」のグローバル販売を開始すると発表した。日本国内ではエナセーブは「エナセーブ 97」、「エナセーブ EC202」、「エナセーブ RV503」という3種類、合計115サイズを販売しているが、このほどエナセーブのグローバル販売を決定し、まず最初に「エナセーブ EC503」を、1月からタイで、3月から中国で、さらには追行でインドネシアでも販売を開始する。
今回グローバル販売する「エナセーブ EC503」は、エナセーブ・シリーズの低燃費タイヤ技術を投入し、タイヤの転がり抵抗低減によるエネルギー効率の向上と、アジア市場で求められる耐久性をバランスさせた商品としている。ライバル、ブリヂストンのECOPIAシリーズは国内販売のみとしているため、住友ゴムの今回の決定は日本のタイヤメーカーとしては初のグローバル展開となる。