デンソーは2025年10月16日、東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催される「ジャパンモビリティショー 2025」に出展する概要を発表した。

「技術が変える未来のかたち 街、つなぐ、モビリティ」をテーマに、クルマの進化を起点としたデンソーの技術が、クルマと街、クルマと人をつなぎ、社会に新たな価値を生み出す未来を、シミュレーションカーや体感型シアターのほか、映像や実製品を用いたプレゼンテーションなどを通じてご紹介する。
4人乗りシミュレーションカー
この疑似体験シミュレーターでは、家族や友人と一緒に「人によりそうモビリティ」が描く未来の移動が体験できる。また、クルマと社会をつなげ、未来の移動を支える「SDVプラットフォーム」と、それによって実現する未来の移動の姿を、映像と連動した対話型プレゼンテーションで紹介する。

さらに、SDVプラットフォームを開発するエンジニアが、クルマの各機能を制御するECUを集約した統合モビリティコンピュータなどのSDVに関連する技術について、来場者と対話を行なう。
その他、クルマの進化を支える半導体のウエハ製造技術や高性能半導体の開発に向けた取り組みについても展示する。
環境負荷低減技術
地球温暖化などの環境問題が深刻化する中、つまりクルマの環境負荷低減に関して、クルマの環境負荷低減のための技術や、クルマと社会インフラをつなげて社会全体でエネルギーを賢く使う仕組みなど、カーボンニュートラル実現に向けた取り組みを紹介する展示が行なわれる。
体感型シアター
体感型シアターでは、映像・特殊効果などを組み合わせ、デンソーのエネルギーマネジメントの取り組みが実現する未来のワンシーンが体感できる。また、最新の電動化技術である「平置き両面冷却構造の新型インバータ」や、クルマの廃熱を効率的に管理・最適化するなど、電動化技術とサーマル技術を統合したエネルギーマネジメント技術を見ることができる。

さらに、電動車の充電制御システム「EVECOM」や電池循環システム、水電解装置 SOECなど、クルマの技術を起点に社会全体のエネルギーや資源をマネジメントする取り組みをプレゼンテーション形式で紹介する。
デンソー ジャパンモビリティショー 2025 特設サイト:https://www.denso.com/jp/ja/events/jms/2025/