コンチネンタルタイヤ・ジャパンは2024年1月16日、あらゆる天候下で優れた安全性とドライビングプレジャーを実現する「AllSeasonContact （オールシーズンコンタクト）2」を2月15日（木）から発売すると発表した。発売サイズは15～21インチの49サイズで、今後も順次拡大する予定。価格はオープンプライスとなっている。
AllSeasonContact 2は、これまでに海外自動車メディアや自動車クラブが実施するオールシーズンタイヤ比較テストで高く評価され、テスト結果1位を何度も獲得した従来モデルAllSeasonContact（オールシーズンコンタクト）のテクノロジーをさらに進化させた後継モデルで、様々なタイプの車両を念頭開発が行なわれた。
最新のトレッドパターン・デザイン、ラバーコンパウンド、カーカス構造を採用し、従来モデルで高い評価を得ていたスノー性能を妥協することなくドライ・ハンドリング性能の向上とウェットとドライ両路面における制動距離の大幅な短縮を実現した。
さらに、走行安全性を損なうことなく転がり抵抗性能を大きく向上させたことで、燃費低減と電気自動車の航続距離の延長も実現している。そしてAllSeasonContact 2は、温暖な季節のドライ/ウェット両路面での操縦安定性、ブレーキング性能はもちろん、冬の冷たい雨や突然の降雪でも優れたグリップ力を発揮し、一年を通して使用することができるタイヤだ。
AllSeasonContact 2のアダプティブ・パターン一段と進化しており、オフセットVシェイプ・パターンとC字型のトレッドブロックが特長となっている。外側に向かって開いた方向性のあるオフセットVシェイプ・パターンとオープン・ショルダー・グルーブが効率的に水を排出することで、優れた耐ハイドロプレーニング性能とウェット路面での安全性を発揮する。
またタイヤのセンター部分にセルフ・レインフォース・リンクで連結されたC字型ブロック・パターンを配置することでトレッド剛性が向上。使用開始からタイヤの寿命の終わりまで、優れたハンドリング性能を持続させることができる。
構造面では、AllSeasonContact 2は、エネルギー効率を向上させるためにカーカスとインナーライナーに低ヒステリシスの新素材を使用。そのためエネルギー損失が減り、転がり抵抗が低減。さらにアダプティブ・パターンの採用で力の伝達が最適化され、タイヤ摩耗が低減、タイヤ寿命が長くなり、優れた燃費性能と電気自動車の航続距離延長を実現している。
ラバーコンパウンドは、名前に「チリ」を冠する5つのコンパウンドの組み合わせにより生まれたオールシーズンタイヤ専用コンパウンドだ。
オールシーズンタイヤに求められる性能バランスの高いコンパウンドにより、冬の寒冷な路面や雪道での確実なグリップ力と正確なステアリングレスポンスを生み出すことはもちろん、温暖な時期やドライ/ウェット両路面でも優れたブレーキング性能を発揮。さらに新開発の柔軟なエラストマー・ネットワーク分子構造により摩耗を抑え、燃費も向上させている。
