【ブリヂストン】「タイヤ・路面摩耗粉じん」の業界初となるトラック・バス用タイヤに対応した実車捕集法を開発

ブリヂストンは2026年3月6日、「タイヤ・路面摩耗粉じん」の環境影響把握に向け、業界初となるトラック・バス用タイヤに対応した実車捕集法を開発したと発表した。

「タイヤ・路面摩耗粉じん」は、タイヤが路面と摩擦することで発生する粉じんで、タイヤの表面(トレッド)と道路舗装材の混合物だ。ブリヂストンは、2025年に乗用車用タイヤの実車捕集法を発表し、改善を重ねて捕集率を向上させてきた。

今回新たにトラック・バス用タイヤでも業界初となる「タイヤ・路面摩耗粉じん」の実車捕集法を開発したことで、「タイヤ・路面摩耗粉じん」を効率的に捕集し、粒径分布や飛散状況、環境影響など「タイヤ・路面摩耗粉じん」発生量の低減・最小化に向けた取り組みを促進していくとしている。

具体的には、トラック・バスから発生する「タイヤ・路面摩耗粉じん」と路上に既に存在していた他の粒子の混入を防ぐため、走行前に路面を清掃。様々な走行条件を想定して作り上げられた走行路で実車を使った試験を行なう同社のプルービンググラウンドを活用した。

そして大型タイヤにも対応可能な吸引装置、吸引口を開発。風の影響を受けやすいカバー部分には強度の高いアルミフレームを採用。この捕集装置を活用し、走行時に発生する「タイヤ・路面摩耗粉じん」を捕集する手法だ。

最終的にトラック・バス走行後のコース上やタイヤカバー内部に残っている「タイヤ・路面摩耗粉じん」を捕集する。

ブリヂストンは「タイヤ・路面摩耗粉じん」を理解する活動において、これまで業界のリーダーとして、WBCSD(持続可能な開発のための世界経済人会議)傘下のTIP(タイヤ産業プロジェクト)を通じて、TRWPの物理的・化学的特性とその影響の研究に取り組んできた。

さらに、社内での研究開発だけでなく、社外の研究機関やパートナー企業との共創活動にも力を入れている。今回開発したトラック・バス用実車捕集法で効率的に捕集した「タイヤ・路面摩耗粉じん」を活用することで、環境影響把握に向けた研究を加速するとともに、研究内容を広く共有し、「タイヤ・路面摩耗粉じん」発生量の低減・最小化に貢献することを目指している。

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