ブリヂストンは2024年3月7日、2024年のモータースポーツ活動計画を発表した。2024年も4輪レースでは「ポテンザ」ブランド、2輪レースでは「バトラックス」ブランドのタイヤを中心に、トップカテゴリーレースからアマチュアドライバーによる参加型レースまで、モータースポーツ文化の発展を支え、国内外の様々なモータースポーツをサポートする。
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■スーパーGT
国内屈指のトップカテゴリーレースのスーパーGT選手権は、国内外のタイヤメーカーがタイヤを供給しており、ブリヂストンもタイヤの限界性能を追求する技術の研鑽の場として注力している。2023年は、GT500クラスでブリヂストンタイヤ装着チームが8年連続でシリーズチャンピオンを獲得、またGT300クラスでもシリーズチャンピオンを獲得した。
2024年は、GT500クラスでは12チーム、GT300クラスでは4チームにタイヤを供給する。
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■スーパー耐久シリーズ
国内最大級の参加型モータースポーツのスーパー耐久シリーズは、2024年からブリヂストンがオフィシャル・タイヤサプライヤーとなる。今季からは全カテゴリーのチームに対してスリックタイヤ/ウェットタイヤを供給する。
■NTTインディカー・シリーズ
アメリカで最高峰のフォーミュラカーレースのインディカー・シリーズは、ファイアストン・ブランドが2025年までオフィシャル・タイヤサプライヤーとなっている。2000年から始まった「ファイアストン」ブランドのタイヤ独占供給が2024年で25年目を迎える。
■インディ NXT by ファイアストン
NXTインディカー・シリーズの次世代育成カテゴリーであるこのシリーズは2023年から2025年まで、このレース・シリーズのオフィシャルタイヤサプライヤーとなっている。
■インディ Autonomous Challenge (IAC)
北米・欧州で開催される完全自動運転車によるレース。世界中から17の大学、259名を超える大学生を中心とするチームがプログラムしたAIドライバーで参戦するレースにブリヂストンは、2021年からタイヤを独占供給している。
■トヨタGAZOOレーシング GR86/BRZレース
ナンバー付きのレース参戦車両「GR86」と「BRZ」で行なわれる公認ワンメイクレースで、国内外のタイヤメーカーがタイヤを供給している。プロドライバーも参戦するプロフェッショナルシリーズには「ポテンザ」のタイヤを供給する。
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■マツダグラスルーツモータースポーツカテゴリー
マツダ車ファンがモータースポーツの楽しさを体感できる場として、2024年も「ポテンザ アドレナリン RE004」のタイヤをワンメイクで供給する。また、伝統ある「メディア対抗ロードスター4時間耐久レース」へも引き続きこのタイヤを提供する。
■全日本ジムカーナ選手権
全日本ジムカーナ選手権は国内複数のタイヤメーカーがタイヤを供給している。このシリーズには、「ポテンザ RE-71RS」、「ポテンザ RE-12D TYPE A」および「ポテンザ RE-11S」のタイヤを供給する。
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■トヨタGAZOOレーシング ラリーチェレンジ
入門者向けラリーとして日本全国で開催されるラリー競技で、このシリーズに使用可能タイヤとして認定されている「ポテンザ RE461R Kai TYPE A」、「ポテンザ RE480R」を供給する。