ブリヂストンは2024年2月29日、ラリー・ダートトライアル用タイヤ「ポテンザ RE461R Kai TYPE A」と「ポテンザ RE480R」3月1日から発売する。
これらのタイヤは、入門者向けラリーとして日本全国で開催されるラリー競技「TOYOTA GAZOO Racing Rally Challenge」(TGRラリーチャレンジ)の使用可能タイヤにも認定される予定だ。
ブリヂストンは、TGRラリーチャレンジが推進するモータースポーツを通じた地域密着型の地方創生や、交通安全への取り組みに共感し、その活動をサポートしたいという想いからこれらのタイヤの発売を決定した。
また、ブリヂストンは2023年からTGRラリーチャレンジとともに実施される安全運転活動「グッドドライバーレッスン」にも参画しており、安心・安全で楽しいクルマ文化、モータースポーツ文化の発展にも貢献している。
今回発売する「ポテンザ RE461R Kai TYPE A」と「ポテンザ RE480R」は、ラリー競技初心者が安心・安全にラリー競技を楽めるように、コントロール性能と耐摩耗性能を向上させたタイヤだ。
「ポテンザ RE461R Kai TYPE A」は、舗装路や硬質ダート路面におけるストップ&ゴーでの走行状況時に、狙った通りの走行ラインをとるために必要となるトラクション性能とブレーキ性能を高めるために、新コンパウンドと新パターンを採用しグリップ力の向上、パターン剛性の最適化を実現。新パターン開発ではタイヤの接地面を可視化するブリヂストン独自の計測技術「ULTIMAT EYER」(アルティメット アイ)を活用している。
「ポテンザ RE480R」は、新コンパウンドと専用パターンを採用することでダート路面でのグリップ性能を最適化したタイヤだ。さらに、ロングステージでの浮き砂利路面といった滑りやすい状況で、安定してハンドル操作をするために必要なグリップ持続性能と路面追従性能を、接地形状の最適化によって向上させている。
なおこれらのタイヤは、今後乗用車用タイヤの公式オンラインストア「ブリヂストン タイヤオンラインストア」での取り扱いを開始する予定となっている。