ブリヂストン ABB FIA フォーミュラ E 世界選手権 2026-2027 シーズン(シーズン13)からの単独タイヤサプライヤーに選定。サステナビリティを中核に据え、グローバルモータースポーツ活動へ復帰

ブリヂストンは、2023年12月6日にアゼルバイジャン・バクーで開催された FIA 内部組織である世界モ
ータースポーツ評議会にて、ABB FIA フォーミュラ E 世界選手権 (以下フォーミュラ E)2026-2027 シーズン(シーズン13)からの単独タイヤサプライヤーに選定された。

今回決定したブリヂストンのフォーミュラ E へのタイヤ供給は、2026-2027 シーズンから 2029-2030 シーズン(シーズン16)の 4 年間を期間とし、フォーミュラ E へのタイヤ供給契約を通して、サステナブルな技術を磨き、タイヤを「創る」「使う」、原材料に「戻す」のバリューチーン全体でイノベーションを加速させていくとしている。

さらにブリヂストンは、使命である「最高の品質で社会に貢献」の下、サステナブルなグローバル・プレミアムモータースポーツ活動を起点として、モビリティの未来になくてはならない存在となることを目指すと共に、持続可能な社会の実現へも貢献していくとしている。

■ 株式会社ブリヂストン 代表執行役 Global CEO 石橋秀一氏のコメント
「ブリヂストンモータースポーツ活動 60 周年を迎えた2023年に、FIA 世界選手権に名を連ねるグローバルモータースポーツに復帰し、2026-2027 シーズンよりフォーミュラ E へのタイヤ供給という新たな挑戦に臨めることを大変うれしく思います。ブリヂストンは、これまで、レースに掛ける情熱、勝つ情熱を絶やすことなく、極限の状況で挑戦を繰り返すモータースポーツにおいて、『タイヤは生命を乗せている』を大原則に安心・安全を守り、クルマ、ドライバー、チームの最高のパフォーマンスを足元から支えてきました。この『極限への挑戦』は、タイヤメーカーとしての『原点』であり、プレミアムタイヤビジネスをグローバルに展開する基盤となっている。次のステージへ向けても、極限に挑戦し続け、すべての瞬間で断トツを追い求める情熱をコアとして、サステナブルなグローバルプレミアムモータースポーツタイヤの開発を進めていきます。今回の FIA フォーミュラ E 選手権へのタイヤ供給の中核となるのは、EV 時代の新たなプレミアムと位置づけ、『究極のカスタマイズ』を実現する商品設計基盤技術 ENLITEN の強化拡大です。FIA とのタイヤ供給契約を通じて、2026‐2027 シーズンのフォーミュラ E へタイヤを供給することを楽しみにしています。私たちブリヂストンは、これまでも、そしてこれからもずっとモータースポーツに限りなき情熱を注いでいきます」

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