ブリヂストンがサポートする「2019ブリヂストン・ワールド・ソーラーチャレンジ」が10月13日〜20日にわたり、オーストラリアで開催された。このソーラーカーレースは、太陽光エネルギーを使用してオーストラリア大陸3000kmを縦断する世界最高峰のレースだ。
レース概要
今回の大会では太陽光エネルギーだけを使用して速度を競うチャレンジャークラスで日本勢は、東海大学ソーラーカーチームが2位、工学院大学チームが5位、名古屋工業大学チームが8位、呉港高校チームが13位という結果となった。
工学院大学チームは、ハイドロニューマチック・サスペンションを世界で初めてソーラーカーに導入し、革新的な技術が評価され、オーストラリア教育科学訓練省所管の研究開発機関であるCSIRO公認の技術賞「テクニカルイノベーションアワード」を受賞している。
スピードを競うチャレンジャークラスで優勝したのは、ベルギーのアゴリア・チームで、平均速度は86.6km/h。2位の東海大チームより0.5km/h速かった。アゴリア・チームはベルギーの工学部学生の選抜チームで構成されている。
なおブリヂストンは出場32チームに、低燃費技術を搭載した大径・細幅のソーラーカーレース用タイヤ「エコピアwithオロジック」を供給している。
アゴリア・ソーラーカーチーム 公式サイト
東海大学ソーラーカーチーム 公式サイト
工学院大学ソーラーカーチーム 公式サイト
名古屋工業大学ソーラーカーチーム 公式サイト
呉港高校 公式サイト