ブリヂストンは、2019年6月19日にオーストラリアのアデレードで開催された「2019 ブリヂストン ワールド・ソーラーチャレンジ」の発表会に出席するとともに、今回のレース概要を発表した。
「ブリヂストン ワールド・ソーラーチャレンジ」は、2年に1度、オーストラリアで開催される世界最高峰のソーラーカーレースで、太陽光を動力源として使用するソーラーカーの技術的な革新と、若手エンジニアの育成を目的としている。
15回目となる今年の「ブリヂストン ワールド・ソーラーチャレンジ」は、2019年10月13日〜20日に開催され、過去最多の24ヵ国53チームがエントリーしている。ブリヂストンは2013年からタイトルスポンサーとしてこのレースに協賛するとともに、参加する多くのチームに低燃費タイヤ技術を搭載したソーラーカー用タイヤ「エコピア with オロジック」を供給している。
【BWSC大会概要】
- 正式名称:2019 Bridgestone World Solar Challenge
- 開催期間:2019年10月13日 〜 20日
- 開催場所:オーストラリア連邦 (スタート:ダーウィン、ゴール:アデレード)
- 主催者:南オーストラリア州政府観光局
- クラス区分:
(1)「Challenger Class (チャレンジャークラス)」
タイヤ4輪/ドライバー1名の条件の下、速度を重視したデザインの車両で目的地までの順位を競うレース。
今年は17ヵ国30チームのエントリー。
(2)「Cruiser Class (クルーザークラス)」
「タイヤ4輪/ドライバー1名+乗員1名以上」が乗車できる車両で、エネルギー効率や実用性を競うレース。
今年は13ヵ国23チームのエントリー。最終目標として、実用的で市場性のあるソーラーカーを提供。
(3)「Adventure Class (アドベンチャークラス)」
過去の大会の規則に準じた車両など、上記「Challenger Class」「Cruiser Class」の条件を満たさない車両でも参加できるレース。