【ブリヂストン】乗用車用スタッドレスタイヤ「BLIZZAK VRX」を9月から新発売

ブリヂストン 「BLIZZAK VRX」(195/65R15サイズ)

2013年07月18日、ブリヂストンはスタッドレスタイヤのブリザック史上最高性能を実現した「BLIZZAK VRX」を9月1日から発売すると発表した。「BLIZZAK VRX」はスタッドレスタイヤブランド「ブリザック」誕生からの25年間で積み重ねた技術の集大成と位置付けられている。発売サイズは108サイズで、価格はオープン価格。

「BLIZZAK VRX」には「アクティブ発泡ゴム」、「新非対称パタン」、「新非対称サイド形状」の3つの新技術を採用し、氷結路面におけるブレーキの効きだけではなく、乾いた路面や濡れた路面などさまざまな冬道で優れた性能を発揮するよう設計されている。特に安全性能として重要な氷上ブレーキ性能、ウェットブレーキ性能の向上に加えて、低燃費性能の向上も実現している。

「BLIZZAK VRX」に採用された新技術の中で、アクティブ発泡ゴムは氷上での除水効果を向上する役割を果たす。ブリヂストンの発泡ゴムは、ゴム内の気泡と太い水路ですべりの原因となる氷上の「水膜」を取り除くが、新開発のアクティブ発泡ゴムは、水路の表面を親水性素材でコーティングしたことで、気泡の内側の壁に沿って水膜が流れ込みやすく、路面の水膜を積極的に除去する。これにより、タイヤが氷路面にしっかりと密着し、氷上でのグリップ力を大幅に高める。

また「新非対称パタン」を採用したことで、さまざまな冬道でグリップ力を発揮する。異なる路面状況や走行シーンに対応するため、トレッドパタン内側と外側を役割分担して最適化し、ブロック剛性を確保した上までブロックサイズを小さくしている。これにより、氷路面の小さな凹凸にブロックがしっかりと接地するため、多様な冬道で高いグリップ力を発揮する。

車両のふらつきを軽減し高い直進安定性を確保するため、非対称サイド形状も採用されている。タイヤ内側と外側のサイド形状を各々最適化することで、不均一に積もった雪路や、不規則に凍りついた凍結路面から受けるタイヤやクルマのふらつきを軽減し、高い直進安定性を確保するという。

■性能評価結果
(1)「BLIZZAK VRX」と「BLIZZAK REVOGZ」の氷上ブレーキ性能比較結果

(2)「BLIZZAK VRX」と「BLIZZAK REVOGZ」のウェットブレーキ性能比較結果

(3)「BLIZZAK VRX」と「BLIZZAK REVOGZ」の転がり抵抗比較

■「BLIZZAK VRX」に採用した新技術と特徴
(1) 「アクティブ発泡ゴム」が、除水効果を向上

(2) 「新非対称パタン」が、さまざまな冬道でグリップ力を発揮

(3) 「新非対称サイド形状」が、車両のふらつきを軽減、高い直進安定性を確保

BLIZZAK VRX 発売タイヤサイズ表

 

 

ブリヂストン公式サイト

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