【ブリヂストン】コンセプトタイヤと多分野の商品群を上海ショーに出展

2013年4月15日、ブリヂストンは4月20日から開催される上海モーターショーに「Current(現在)」と「Futuristic(未来)」という2つのコーナーを設定して出展し、商品ラインアップを始め、技術力や先進性を訴求すると発表した。

「Current(現在)コーナー」での展示内容は、特殊タイヤとして建設・鉱山車両用タイヤを展示する。これは世界中の鉱山で運行している超大型ダンプトラックに装着される世界最大級(直径約4m)のタイヤの実物大模型だ。また航空機用タイヤも展示される。

また使用済みタイヤのトレッド(接地)部を取り除き、新たにゴムを貼り替えることで再利用が可能で省資源化に貢献する「リトレッドタイヤ」も展示される。

乗用車用タイヤでは、低燃費タイヤ「ECOPIA(エコピア)」、静粛性と乗り心地に優れた「TURANZA(トランザ)」、SUV/4×4用タイヤ「DUELER(デューラー)」など乗用車用タイヤのラインアップと、空気圧がゼロになっても所定のスピードで一定の距離を走行可能な「ランフラットテクノロジー採用タイヤ」も展示される。

「Futuristic(未来)コーナー」では、ブリヂストンがジュネーブショーで初披露した「ラージ&ナローコンセプトタイヤ」がメインとなる。新たなコンセプトの狭幅・大径サイズのタイヤで、新開発の専用パターン技術やコンパウンドを適用することなどで、転がり抵抗の大幅な低減とウェットグリップ性能の向上を実現する。これ以外にタイヤサイド部へのカラー印刷行うことでタイヤ重量を増やすことなくドレスアップすできるタイヤ印刷技術も紹介する。

また非空気入りタイヤ(エアフリーコンセプト)も未来コーナーに展示される。タイヤ側面に張り巡らせた特殊形状スポークで荷重を支えることで、パンクの心配がないタイヤで、さらに100%再生利用可能な材料を採用していることをアピールする。

ブリヂストン公式サイト

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