ブリヂストンは2011年6月17日、国内アフターマーケット向けとしては初めてのランフラットタイヤ「POTENZA S001 RFT(エスゼロゼロワン アールエフティー)」を7月1日から発売すると発表した。
空気圧がゼロになっても、所定のスピードで一定距離走行できるのがランフラットタイヤだ。スペアタイヤが不要になるため、車両軽量化に大きく貢献し、安全や環境にも優しい次世代アイテムの筆頭だ。パンクした際の走行安定性にも優れ、同じく危険な路上での交換作業をせずに安全な場所まで移動できるメリットは計り知れない。
今回リリースされる「S001 RFT」は熱をコントロールする技術として新サイド補強ゴムとクーリングフィンを採用。ノーマルタイヤの「S001」に匹敵する乗り心地を実現すると同時に、高次元のドライ及びウェットパフォーマンスも発揮する。
なお、現行ノーマルタイヤ装着車に「S001 RFT」を装着する場合は、タイヤ空気圧モニタリングシステム「TPMS B-01」と推奨される市販用アルミホイールのセットを装着することが可能な車両に限定される。
サイズは195/55RF16から245/40RF18までの4種類。希望小売価格(税込み)は3万6540円から7万3290円。