ブリヂストンは2011年3月3日に開幕したジュネーブモーターショー2011にて、次世代ランフラットタイヤ「POTENZA S001 RFT」を出展した。
ポテンザS001 RFTは、2010年に発売したポテンザ S001の優れたドライ・ウェット性能はそのままに、ランフラットタイヤの課題である乗り心地を向上しているモデルだ。
S001 RFTは、ブリヂストン独自の材料技術ナノ・プロテックを採用することで、パンクした状態での走行で、タイヤに負荷がかかった際に発生する分子レベルである、カーボンどうしの摩擦を減らし、乗り心地に影響を与える発熱を抑制する仕組みだ。その結果、ランフラットタイヤでも、走行時における乗り心地を、大きく改善することができたという。
また、タイヤサイド部を冷却し、ランフラット耐久性能(パンクした後の耐久性)を向上させるCOOLING FIN(クーリングフィン)を採用している。