ボッシュ それでもディーゼルエンジンの開発は続く。大幅にクリーンな排ガス・レベルを求めて

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automobile study
RDE 実走行での排気ガス測定風景

現在のディーゼルエンジン不正問題の発端は、2015年にアメリカ市場で発覚した、フォルクスワーゲンの排ガス不正ソフトウエアの使用だった。不正ソフトとは、排ガス規制適合計測テスト時のみ正規の排ガス制御ソフトが働き、通常走行時は排ガス制御プログラムが作動しないもので、「ディフィート・デバイス」と呼ばれている。アメリカでは過去にガソリンエンジンの制御に関する脆弱なソフトウエア問題があったため、「ディフィート・デバイス」は法的に禁止されており、フォルクスワーゲンはこれを犯したことになる。

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