2017年10月17日、曙ブレーキは、新たに高性能車両用に開発した対向10ポット・ブレーキキャリパーと対向8ポット、対向4ポット・ブレーキキャリパーを出展すると発表した。
今回展示する10ポット・ブレーキキャリパーのプロトタイプは、高性能スポーツカーをターゲットにした新開発の小型軽量ブレーキキャリパーだ。
また新たに8ポット、4ポットのブレーキキャリパーを加えることで、今後、ヨーロッパでのビジネスをさらに強化するための高性能車両用製品ラインアップを充実させていることがわかる。
これらのブレーキキャリパーは、アケボノがさまざまなモータースポーツ活動によって培ってきたブレーキ技術のノウハウを結集したもので、高速、高負荷、高温制動時のブレーキ性能と、高価格車両としての快適性実現といった特性を併せ持つキャリパーだ。
また、自動運転車への対応と、環境への配慮のため、MR流体(Magneto Rheological Fluid)を用いて独自の技術で新開発した、摩擦ブレーキとは大きく異なる構造のMR流体ブレーキを展示する。