2017年5月18日、寺田陽次郎が6月15日〜18日に開催されるル・マン24時間レースのサポートレース「ロード to ル・マン」に出場することが発表された。
「ロード to ル・マン」レースは、LMP3車両、FIA GT3車両により、6月17日の決勝レース前に行なわれる1時間のサポートレースだ。
寺田が乗ることになったLMP3は、全車が5.0L V8自然吸気エンジンを搭載するプロトタイプカーで、ヨーロッパ・ル・マン・シリーズ、アジア・ル・マン・シリーズ、アメリカのIMSAプロトタイプ・チャレンジなどにも使用されるグローバル・レーシングカーだ。
このサポートレースは1時間レースを2人のドライバーが交代して乗る方式で、寺田が乗るのはDKRエンジニアリング(ルクセンブルグ)が走らせるアデスLMP3だ。かつて耐久レースで組んだことがあるフランス人ドライバーのシルバン・ブーレイとともに、30台が出場するLMP3で競うことになる。
寺田陽次郎は1974年の初出場以来、ル・マン24時間耐久レースに29回出場しており、2003年からはル・マン24時間を主催するフランス西部自動車クラブ(ACO)の理事に就任している。