2013年10月18日~20日に富士スピードウェイで開催されるFIA世界耐久選手権シリーズ第6戦「富士6時間レース」のエントリーリストが10月3日に発表された。出場台数は29台。日本人ドライバーは合計8名が出場する。
LMP1クラスは、アウディ2台、トヨタ2台、トヨタのV8エンジンを搭載するリベリオンレーシングのローラB12の5台。LMP2クラスは10台が出場。このうち8台は日産V8エンジンを搭載している。LMGTE-Proクラスは、フェラーリF458イタリア、ポルシェ911RSR、アストンマーティン・バンテージV8という3メーカーのワークスカーが2台ずつ参戦する。またLMGTE-Am(アマチュア)クラスは8台。
このレースにレギュラー出場する日本人ドライバーは、昨年の優勝者、中嶋一貴(LMP1クラス/TOYOTA RACING)、6月に行なわれたル・マン24時間耐久レースに出場した中野信治(LMP2クラス/DELTA-ADR)、井原慶子(LMP2クラス/OAK RACING)と、LMGTE-ProクラスでAF CORSE(フェラーリF458イタリア)で参戦している小林可夢偉の4人。
また今回初参戦する日本人ドライバーは、2007年、2008年と2年連続でフォーミュラ・ニッポンのチャンピオンとなり、今シーズンはスーパーGTやスーパーフォーミュラで活躍している松田次生と、9月に開催されたアジアン・ル・マンシリーズ「富士3時間耐久レース」で優勝した小泉洋史(LMP2クラ/、KCMG)がLMP2クラスのKCMGチームで参戦する。さらにスーパーGTレースに参戦しているゲイナーレーシングは平中克幸、植田正幸、ビョルン・ワルデヘイムを起用し、LMP2クラスのザイテックZ11SN・日産で出場するのも注目される。