2013年11月20日、BMWはフルモデルチェンジを実施したMINIを、東京モーターショーで発表した。
今回のモデルチェンジでヘッドライトデザインを変更して顔つきを変えたMINI。ボディサイズもアップされ、先代モデルに比べて一回り大きくなり、全長が+98mm、全幅が+44mm、全高が+7mm、ホイールベースが+28mm、フロント・トレッドが+42mm、リア・トレッドが+34mm、それぞれ拡大されている。また新しいシート構造の採用により前席の調整範囲を拡大、後席もシート面の前後方向を拡大（+23mm）して、居住性・快適性の向上が図られている。ラゲッジルーム容量も51リッター増えて211リッターとなり、より使いやすくなっている。
搭載エンジンは3種類で、MINIクーパーに搭載される136psの3気筒ガソリン・エンジン、クーパーSに搭載の4気筒ガソリン・エンジン（192ps）、そして116psの3気筒ディーゼル・エンジンをラインアップする。トランスミッションは6速MTが標準で、オプションで6速オートマチック・トランスミッションと6速スポーツ・オートマチック・トランスミッションが用意される。なおトランスミッションはすべて新開発だ。
その他、サスペンション・システムの大幅な見直し、車両のセットアップを変更可能なMINIドライビング・モードを用意するなど、大きく進化している。
