
2015年5月20日~22日、横浜市・みなとみらい地区のパシフィコ横浜で自動車技術会が主催する恒例の「人とクルマのテクノロジー展」が開催された。今回の出展社は国内外からついに500社を超えるビッグイベントとなった。
乗用車から軍用車までカバーするAWD用のトランスファー(マグナ)
トヨタの最新・高効率エンジンに採用されている高タンブルポート。画像は2NR-FKE型(トヨタ)
燃料電池車「MIRAI」のエアポンプ。6葉ヘリカル・ルーツ式コンプレッサー(豊田自動織機)
金属3Dプリンター。下段左はチタン合金製、中央はインコネル合金製タービン翼、上段はpポリアミド・アルミ複合合金製(マテリアライズジャパン)
マツダ・アテンザに採用されたLEDアレイ方式グレアフリーヘッドライト(市光工業)
日産リーフをベースにした自動運転実験車。イヴェオ社製のレーザースキャナーを6個、さらに周囲をモニターする複数のカメラを搭載している(日産)
日産の自動運転コンセプトで使用されるレーザーレンジスキャナーを組み込んだロボット(日産)
近日登場するBMW用・電子制御可変スタビライザー(シェフラー・ジャパン)
メルセデス・ベンツの小型FF車用6速MTのカットモデル(シェフラー・ジャパン)
今後ますます重要になる衝突回避・自動ブレーキの実験に欠かせない歩行するダミー(AB Dynamics MF Japan)
クルマの制御システム、ECU開発のための必須ツールとなっているシミュレーション、プロトタイプ机上開発、仮想検証システム(dSPACE)
最新のePostタイヤ接地面入力式・電磁ロードシミュレーター。従来に油圧式から電磁式に進化(MTSジャパン)
ガソリンエンジンも排気の粒子物質低減には250bar直噴化に(ボッシュ)
コモンレール・ディーゼル用インジェクター。左は電磁式、右はピエゾ式。2500bar化に進む(ボッシュ)
アイサイトver3の人間認識と距離測定のデモ画像。このデモでは単眼のみ使用中(スバル)
高度運転支援システムの登場で複雑化するメーター部を液晶で最適に自在変化させ表示できるHMIシステム(コンチネンタル)
OBDとBluetooth通信しながらタブレットをかざすだけで診断、修理指示が表示される。AR技術を使用した診断システム(コンチネンタル)
単眼カメラとレーザーレーダーを組み合わせてユニット化したトヨタのコンパクトカー向け「oyota Safety Sense C」(コンチネンタル)
最新規格の衝突実験用の人体ダミー(ヒューマネティックス)
海外では主流の超低床バス向けのインホイール電気駆動式リヤアクスル(ZF)
また、学術講演会、技術フォーラムも多数行なわれ、自動車メーカー、サプライヤーのエンジニアや学生らが多数出席した。自動車技術会賞の発表、展示、自動車技術会が行ったカーデザインコンテストの発表や、学生フォーミュラの展示も行われた。
京都工芸繊維大学チームの学生フォーミュラ
自動車技術会カーデザインコンテスト 最優秀賞
自動車技術会カーデザインコンテスト 審査員特別賞
人とクルマのテクノロジー展 関連情報
自動車技術会関連情報
自動車技術会公式サイト