2014年9月2日~6日の5日間にわたり、「第12回 全日本学生フォーミュラ大会」が静岡県のエコパ(小笠山総合運動公園)で開催され、名古屋大学チームが初優勝を飾った。
今大会には、最終的に90チームが参加。出場チームの内訳は日本国内が71チーム、海外19チーム(タイ、インド、インドネシア、中国、台湾、イラン、マレーシア)。大会は、車検、チームによるプレゼンテーション力の審査、コスト・デザイン審査、加速性能審査、オートクロス走行、エンデュランス走行などの各課題でポイントを争う。
2013年総合4位だった名古屋大学が念願の総合初優勝を遂げ、昨年総合1位の京都大学は2位に、3位には昨年と同じく同志社大学が入った。動的審査のオートクロスまで好調だった昨年2位の大阪大学は、最終審査のエンデュランスでエアロパーツのトラブルによるリタイアとなり、大きく順位を下げてしまった。EVクラスでは、昨年のEV総合優秀賞の静岡理工科大学が今年も同賞を獲得した。