ポルシェジャパンは2020年7月21日、SUV「カイエン」のATユニットのオイルラインに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
このリコールは本国からの情報によるもので、日本での不具合は発生していません。リコールの内容は、ATユニットの外部オイルラインが製造時の材料配合が不適切であったため適切に摩擦溶着されていないものがあるというものです。
そのため、走行中にオイルラインの接続部が外れ、トランスミッションオイルが漏れ出し、最悪の場合は路面に流れたオイルにより後続車両に危険を及ぼす事が考えられます。
対策としては、該当車両のATのオイルライン製造日を確認し、交換対象の製造日であった場合はオイルラインを正常な部品に交換することになります。
該当車両は2019年11月から2020年3月までの期間に輸入された合計170台です。