みなさん、こんにちわ。モータージャーナリストでFMヨコハマ「ザ・モーターウィークリー」DJの高橋アキラです。
韓国へ取材に行った時の情報第4弾です。まずは、国内導入されていないIONIQ9をどぞ!

大型SUV。ナンバープレートがブルーなのはEV。スクエアなデザインにパラメトリックピクセル・デザインと呼ぶピクセルをモチーフにしたデザインで良い。

こんな感じでIONIQ9がズラリ勢揃い。レンジローバーを意識したような雰囲気がありますね。実際にはボルボEX90あたりとの比較・ライバルになるんでしょうか。

ボディサイズは全長5060mm、全幅1980mm、全高1790mm、ホイールベース3130mmとロングです。なので3列シートでもゆったり。2列目をキャプテンにすると6名、ベンチシートで7名乗車仕様。
バッテリーは110.3kWhを搭載し航続距離は620km。AWDとRWDがあります。Hyundaiが展開するE-Pitという急速充電設備を使用すると24分で10%が80%までチャージ。まぁ500km走れるくらいになるというわけです。




インテリアデザインもピクセルをモチーフにしているので、丸と四角、そして角の取れた上質な印象でまとめられてます。モニターもBMWが得意なカーブドディスプレイをさりげなく採用していました。





ドアミラーはデジタルミラー。運転席側も助手席側も通常の位置より低めに設置。最初は視線の迷子になりますが、慣れれば問題ない。だけど、後続車との距離感が掴みにくいかなぁ。ミラーと同じ倍率にはなっていると思うけど、なんか違和感はあった。


左の写真はステアリングのアームから覗いた写真で、こらがドライブセレクターです。回転式で前に回すとドライブで、手前に回すとバック。シャフトの先端を押すとPに入ります。

なんか、近代化がすごくて圧倒されてます。韓国の近代化って80年代らしいけど、急成長したんですね。

それで、先導車について一般道、高速を走る試乗でしたが、ソウル市内は交通量も多く、出発してすぐに見失いました、笑。パーキングが1.5km先にあること以外、さっぱりわからん状態。ナビは韓国語で何を言っているのかわからん。無事会場に帰れるのでしょうか?笑

IONIQ9の試乗の後はHyundaiの過去を見学。ここは研修センターで、ここに1泊しました。漢字も書かれていて歴史を感じますね。

こちらが創業者です。鄭 周永 チョン・ジュヨンさん。日本語読みするとテイ・シュウエイさん?。貧しい家の出で、今や現代財閥にまで成長。サクセスストーリーの見学です。

愛車はパジェロ。ではなくノックダウンのHyundai製。


研修センターに初代の生活していた家屋が保存されていて、見学できます。
驚いたのは、この研修センターではお米作と酪農もやっていたこと。


精米所と品種。こしひかりもありました。味は日本のお米と同じ。もっちり、甘味もあり旨し。年間9万トンの生産でHyundaiグループの中で消費しているそうで、市場には出回っていないということでした。

食肉牛です。すごいなぁ。


この研修センターは広大な敷地にありますが、創業者のチョンさんが埋め立てしたんですね。その工事をしたことで、土地が広がり米作もできるようになったとか。でも塩害があって20年くらいは食べられるお米にならなかったということです。
今回はHyundaiの過去を見学させてもらい、最新の電気自動車をドライブという過去と現在を体験しました。
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