ガソリンべーパーって言葉を聞いたことがあるだろうか? ガソリンが蒸発してメラメラしているあれだ。そのべーパーが環境破壊をしているという事実があり、「どんな対策をしていく必要があるのか?」というシンポジウムがあった。
神奈川県を中心に行政が声を上げ検討が始まっているこの問題だが、欧州、アメリカではすでに対策をしている。一方の日本は? というと全くの手つかずの状態。現在、神奈川県の黒岩知事をはじめ9都県の賛同を得て国に対策を求める動きが出ているという。その最もホットな状況の中、シンポジウムが行なわれ、独立行政法人 交通安全環境研究所の山田裕之氏から報告があったのでレポートしよう。