内燃エンジンを支える石油、ガソリンを考える

この記事は2018年12月に有料配信したものを無料公開したものです。

世界の自動車メーカーは、現在、2030年頃を目標に本格的な電動化を進めている。もちろん電動化の中には純電気自動車、燃料電池車、PHEV、ハイブリッド、マイルドハイブリッドが含まれ、多様な手段で電動化が行なわれる。

東燃ゼネラル川崎工場
東燃ゼネラル川崎工場

調査機関の予測では、2030年時点では約50%のクルマが電動化されると予想され、大容量のバッテリーを搭載する電気自動車や水素で発電しながら走行する燃料電池車の比率は10%程度とされている。それ以外の車両は電動化とはいえ内燃エンジンを搭載し、そのうちの約50%は内燃エンジンだけで走行するクルマであり、内燃エンジン+電動化を組み合わせたクルマの合計は、2030年時点で90%と予測されている。
乗用車新車販売台数推移

COTY
ページのトップに戻る