トヨタは2026年2月19日、新型「RAV4 PHEV」を、3月9日に発売すると発表した。
6代目となる新型「RAV4」シリーズは2025年12月に発売されているが、PHEVモデルは2025年度内に発売すると予告されており、その予告どおりの3月発売となった。また、新たにPHEVをベースにしたスポーツモデル「GR SPORT」が設定されている。

今回新たに設定されたPHEVは、高い走破性と、大容量電力を利用できる給電性能を兼ね備えている。
エネルギー効率の高い最新2.5LのA25A-FXE型エンジン(186ps/229Nm)とハイブリッドシステムを組み合わせ、容量18.1kWhの駆動用リチウムイオン・バッテリーや高出力充電器対応を備えた、PHEVシステムを採用することで、約150kmというEV航続距離とシステム最大出力392psを発揮する。

また、スポーティなスタイルと、PHEVならではの力強さと優れた操縦性能を備えた「GR SPORT」を新たなラインアップとして追加。これにより、「Z(PHEV/HEV)」、「Adventure(HEV)」、「GR SPORT(PHEV)」という電動化モデルのバリエーションが完成した。
なおPHEVモデルのインバータにはより高性能なSiC(シリコンカーバイド)パワー半導体を採用し、効率を向上させている。

PHEVの特長として外部給電機能を装備し、付属のヴィークルパワーコネクターを普通充電インレットに挿し込むことで、合計1500W/100Vの外部給電用コンセントとしても使用できる。
さらに停電・災害など、万一の非常時にもクルマを電源としての活用が可能で、「HV給電モード」を採用することで、満充電・ガソリン満タンの状態から消費電力400Wで供給した場合、給電日数を延長する「給電時間優先モード」を使用すると約7日の電力を外部に供給できる。

デザイン面では、「Z」はPHEV専用となるブラックのアクセントでフロントまわりやアンダーボディ、足元を引き締めている。
GR SPORT
「GR SPORT」は専用デザインを採用し、空力の前後バランスを追求しスポーティなデザインとしている。

また、駆動用バッテリーパックを補強部材として活用することで、ボディ剛性の向上と低重心化を実現。さらに、ハンドリング性能を向上させるため「GRパフォーマンスダンパー」や補強材の「GRブレース」を採用することにより、ハンドリング性能を高めている。

デザインではフロントリップスポイラーとウイングタイプのリヤスポイラーを追加装備し、ボディのリフトを抑えるだけでなく、前後の空力バランスを徹底的に追求。コンピューター解析(CFD)と風洞試験を重ねて作り込むことで、高速域のみならず、低中速域でもダウンフォースを発生させて操縦安定性を向上させている。


「パフォーマンスダンパー」の追加により、車体の減衰特性を向上させることで、走行中に生じるボディの微小な変形や振動を素早く収束し、車体のねじれや不安定な挙動を抑制。さらに、リヤサスペンションメンバーのブレース補強により、ダイレクト感のある操舵フィーリングとしている。
そして電動パワーステアリング、サスペンションもGR専用チューニングを採用しスポーティな操縦フィーリングを実現している。

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