トヨタは2021年7月7日、プリウスの衝突回避支援システムのブレーキ制御のプログラムに不具合があるとしてリコールを届け出ました。
この不具合は社内からの情報によるもので、衝突回避支援システム(プリクラッシュ・セーフティシステム)の、プリクラッシュブレーキ・アシスト制御プログラムが不適切なため、前方に衝突の可能性がある車両を検知した際、警報と警告表示は正常に作動するものの、ドライバーのブレーキ踏力が弱いと、ブレーキアシスト作動が遅れる場合があるというものです。
対策は該当車両の、プリクラッシュブレーキアシスト制御プログラムを対策仕様に修正することになります。
該当車両は2020年6月~2021年3月の間に生産されたプリウスで、合計4万941台です。