2015年02月24日、トヨタは燃料電池車「MIRAI」のラインオフ式を行なうとともに、組立工程、検査工程などの生産シーンを画像と動画で初公開した。これにより、トヨタの燃料電池車専用ラインの稼動が開始されたわけである。
今回の公開は、MIRAI専用の組み立てライン、最終検査ラインなどに限定され、FCVの心臓部ともいえる燃料電池スタック、高圧水素タンクの製造工程は公開されていない。トヨタが社内製造にこだわってきたこれらの製造工程の公開が、今後実施されるのかどうかは現時点では不明である。なお、現状では生産は3台/日のペースだという。