2014年11月1日~2日に愛知県で開催される新城ラリー(JAF全日本ラリー選手権第9戦、JAF中部・近畿ラリー選手権第5戦、TRDラリーチャレンジ第7戦の併催)で、トヨタFCV(Fuel Cell Vehicle)が00カー(コース先行車)として公道を走る。
トヨタFCVは、水素を燃料とした燃料電池によって発電する次世代のエコカーだ。今回は「クルマで走る楽しさを広める活動」に取り組むGAZOO Racingが、FCVの足回りをラリー走行用にチューニングするとともに、カラーリングを施した専用車で2日間、総走行距離285.090km、SS(タイムアタック)区間92.258kmのコースを競技開始30分前に先行車として走行する。
このFCVはラリー仕様として、ロールケージ(安全装備)、専用チューニングサスペンション、アンダーガード、マッドガード、専用シートを装備している。
■GR 86X(クロス)を一般公開
また新城ラリー2014では、ラリー仕様の運転トレーニング車両「GR 86X(クロス)」を11月1日(土)限定で一般公開する。
GR 86X(クロス)は、クルマの味作りを担う人材の育成を目的に、トミ・マキネン氏と共に製作した車両。世界のラリーを知り尽くしたマキネン氏の味付け(チューニング)がされており、ドライバーは道路との対話を通じてクルマの味作りりの感性を磨き、今後の「いいクルマづくり」に生かすという。この車両は、GAZOO Racingが設営するイベント会場「ラリーガーデン」内で披露される。
また10月30日14時から無料スマートフォンアプリ「TMR×GAZOO Racing Online」の配信を開始。同アプリはGR 86Xの走行映像のほか、トミ・マキネン氏によるドライビングレッスン映像などが楽しめる。GAZOO Racingは、このアプリ公開を記念し、11月1日~2日の2日間「ラリーガーデン」でアプリをダウンロードをした人は2日共に先着1500名に「TMR×GRオリジナルキャップ」をプレゼントするキャンペーンも行なわれる。
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