トヨタは2021年12月8日、クラウンの警察用パトカー(220型)のサイレンに不具合があるとしてリコールを届け出た。
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この不具合情報は市場からの3件の報告によるもの。不具合の内容は、クラウンのパトカーのサイレン用アンプの制御プログラムが不適切なため、サイレンを鳴らさない状態でマイク音量を最大にして使用すると、アンプに過電流が流れる場合があるというもの。そのためヒューズが切れ、サイレンが鳴らなくなる恐れがある。
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対策は、該当車両のサイレン用アンプの制御プログラムを対策仕様に修正する。
なおこの件は、該当車両、使用車がすべて特定できるため、通常のリコール通知ではなくメーカー側が直接訪問して対応することになる。
該当車両は2021年6月~9月の間に製造されたクラウンのパトカーで、合計197台となっている。
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