トヨタは、カローラフィールダーならびにカローラアクシオをマイナーチェンジし、全国のトヨタカローラ店を通じて10月11日に発売した。
カローラは1966年に誕生し、世界中の多くのユーザーに親しまれ、昨年生誕50年を迎えた。「地球人の幸福と福祉のためのカローラを」(初代カローラ開発主査の長谷川龍雄が開発陣に伝えたメッセージ)を念頭に、安心・実用・扱いやすさを優先したクルマとして、常に時代の変化に応じた価値を創造し、進化を続けている。
今回のマイナーチェンジで、安全支援技術のさらなる普及を目指すトヨタの取り組みの一環として、長年愛され続けているカローラにもインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)を新たに設定。また、好評の「Toyota Safety Sense C」は全車に標準装備した。そのほか、デザインにおいてはフロントグリルを中心に意匠を変更し、よりスタイリッシュに進化した。
■【車両概要】
■1.予防安全装備、機能を充実
▽駐車場などにおけるアクセルペダル踏み間違い時の衝突被害軽減に寄与するインテリジェントクリアランスソナー(パーキングサポートブレーキ)を新たに設定。
▽全車に予防安全装備をパッケージ化した「Toyota Safety Sense C」を標準装備。なお、インテリジェントクリアランスソナーならびに「Toyota Safety Sense C」装着車は、経済産業省、国土交通省など政府が官民連携で推奨する安全運転サポート車のうち、高齢運転者に特に推奨する「セーフティ・サポートカーS(通称:サポカーS)」の「ベーシック+(プラス)」に相当する。
▽スマートエントリー&スタートシステムの設定(標準、オプション)を拡大。
▽アクセルペダルを踏まずに定速走行ができるクルーズコントロールを新設定。
■2.スタイリッシュで洗練されたデザイン
[エクステリア]
▽フロントバンパーやグリルの意匠変更により、スポーティで上質なデザインに磨きをかけ、よりスタイリッシュに進化。
[インテリア]
▽助手席側インストルメントパネルにメッキ加飾を施し、質感を向上。
▽カローラアクシオのHYBRID、1.5X、1.3Xのシート色にブラックを採用し、質感を向上。
[ボディカラー]
▽“W×B”専用色のほか、カローラフィールダー・カローラアクシオぞれぞれの特徴にあわせた各9色を設定。
▽カローラアクシオにはアバンギャルドブロンズメタリックとクールボルドーガラスフレーク(オプション設定)を新設定。
[“W×B”]
(エクステリア)
▽メッシュパターンの専用グリルを採用し、スタイリッシュさを表現。
▽カローラフィールダーには、シルバー塗装を施したルーフモールを設定し、のびやかさを演出。
▽カローラアクシオにはリヤスポイラーを採用し、スポーティさを追求。
(インテリア)
▽シート表皮の変更により、さらに洗練された上質でスタイリッシュな空間を演出。
▽シートデザインは、シートバックにグレーのストライプ加飾を採用。
▽カローラフィールダーで好評の専用シート色ホワイト(オプション設定)を、カローラアクシオにも採用。
(ボディカラー)
▽“W×B”専用色としてブラッキッシュアゲハガラスフレーク(オプション設定)とセンシュアルレッドマイカ(オプション設定)を新設定。
■3.ハイブリッド車の燃費向上
▽ハイブリッド車は、エンジン・モーター・インバーターなどの制御を改良することで燃費性能を高め、走行燃費34.4km/Lを実現。
■4.ウェルキャブ
▽ウェルキャブ(メーカー完成特装車)についても、ベース車と同様の改良を実施。
カローラフィールダー 車両情報
カローラフィールダー ウェルキャブ 車両情報
カローラアクシオ 車両情報
カローラアクシオ ウェルキャブ 車両情報