トヨタは2022年2月24日、ヤリス、ヤリスクロス、GRヤリス、C-HRの4車種のミリ波レーダーのプログラムに不具合があるとして改善対策を届け出た。
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4件の市場からの不具合情報によりリコールとなっている。不具合の内容はトヨタ セーフティセンスの衝突回避支援システムにおいて、ミリ波レーダーセンサのプログラムが不適切なため、センサーの初期設定に時間が掛かり、正常に完了せず未完了状態を検出できていないものがあるというもの。そのため、前方車両を確認できず、衝突回避支援システムが作動しない恐れがある。
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対策は該当車両のミリ波レーダーの初期設定状態を確認し、未完了の場合はミリ波レーダーセンサの初期設定を改めて行なうことになる。
該当車両は2020年12月〜2021年8月の間に生産されたヤリス、ヤリスクロス、GRヤリス、C-HRの4車種で、合計4万3078台。
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