トヨタ自動車は、「もっといいクルマづくり」を担う人材の育成を目的とした5大陸走破プロジェクトの第4弾“TOYOTA5大陸走破EUROPE 2017”の活動を報告するスペシャルサイトと、欧州走破ダイジェストムービーを公開した。
5大陸走破は、TOYOTA GAZOO Racing の一環として、日本と現地事業体の従業員が自らステアリングを握り、現地のユーザーが日常的に使用する道を走りながら「もっといいクルマづくり」を担う人材の育成を目的としているプロジェクト。2014年に豪州大陸、2015・2016年のアメリカ大陸に続き、4年目となる2017年は3大陸目となる欧州で第4弾が行われた。8月下旬にスタートし、総計約2万1000km、夏と冬2つのステージに分け、同年12月まで活動。自動車文化発祥の地であり、ユーザーのクルマに対する評価が厳しい欧州でもっといいクルマづくりに役立つヒントを探るほか、テストコースでは得られない走行データの収集・分析を強化し、いいクルマづくりにつながる仕組みづくりを目指した。今後、東京オリンピック・パラリンピックの開催される 2020年をマイルストーンとし、継続的な活動を実施していくという。
「過酷すぎてスゴイ」と話題を集めた、トヨタの本気の社員研修”TOYOTA5大陸走破”。その過酷さは、公開されたコンセプトムービーで確認してもらいたい。厳冬期の北欧、マイナス27度のホワイトアウトの世界など、過酷な環境を走破した様子が収められている。ランクルはもちろん、プリウスなどハイブリッド車、MIRAIまでが参加した“過酷”なプロジェクト、一見の価値ありだ。