トヨタは2019年7月1日、コンパクトクラスのハイブリッド車「アクア」を一部改良するとともに、ビジネスでの使用に最適な特別仕様車「S ビジネスパッケージ」を新設定し、発売した。
今回の一部改良では、駐車時に車両周辺の状況をナビゲーション画面で確認できるパノラミックビューモニターをパッケージ・オプションとして新設定した。また、オート電動格納式リモコン・カラードドアミラーは、車両後退時に助手席側の鏡面が自動で下向きになり駐車ラインなどの確認が容易になるリバース連動機能を一部グレードに採用した。さらに、ドアミラーは、付着した霜や曇りを取り除くヒーターを全車に標準装備している。
外装は、フロントグリルとホイールキャップのデザイン、リヤコンビネーションランプの加飾を変更。ボディ色には新規設定色のサーモテクトライムグリーン(オプション)を含む全11色(クロスオーバーは全12色)を設定した。
内装は、Gグレードのシート表皮をダークブラウン基調としたほか、Sグレードの内装色レッドを選択した場合、インスツルメントパネルの助手席側カラーをブラック、レジスターリングをレッドに変更している。
特別仕様車 S ビジネスパッケージは、Sグレードをベースに、ビジネス用途に合わせた装備としたほか、内装色にナチュラルグレーを採用した。また、衝突回避支援パッケージ「トヨタ・セーフティセンス」、インテリジェント・クリアランスソナー(静止物体に対するパーキングサポートブレーキ)、荷物の積載に優れたフルフラットデッキボードなどを特別装備し、様々なビジネスシーンでの活用に適した仕様としている、ボディ色はスーパーホワイトⅡを含む全3色を設定。