トヨタ自動車は、2016年11月のトヨタ、ダイハツ及び日野の生産、国内販売、輸出の実績を発表した。
【編集部のひと言】
2016年の累計は、11月までの時点ではあるが国内販売は前年実績を上回っている。国内生産も12月次第で前年実績を上回ることになる。C-HRなど注目車種がデビューしたこともあり、最終的にどのような数字になるのか、気になるところだ。
国内生産は、トヨタは27.5万台(前年同月比102.2%)と2ヶ月振りに、ダイハツは7.0万台(前年同月比120.4%)と7ヶ月連続で前年同月実績を上回った。日野も1万2400台(前年同月比102.4%)と2ヶ月振りに前年同月実績を上回っている。合計は、35.7万台(前年同月比105.3%)と2ヶ月振りに前年同月実績を上回った。
国内販売は、レクサスがやや苦戦しているが、全体として前年実績を上回っている。トヨタは13.1万台(前年同月比107.7%)と2ヶ月振りに前年同月実績を上回ったが、レクサスブランド車の販売は4,435台(前年同月比91.8%)であった。軽自動車の販売は2,721台(前年同月比115.5%)で、除軽市場におけるシェアは47.0%(前年同月差−2.7ポイント)、含軽市場におけるシェアは31.4%(前年同月差+0.1ポイント)。
ダイハツは、5.09万台(前年同月比100.2%)と2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。そのうち、軽自動車の販売は4.99万台(前年同月比98.5%)と2ヶ月振りに前年同月実績を下回った。軽市場におけるシェアは34.5%(前年同月差+0.5ポイント)となった。
日野は、5500台(前年同月比104.7%)と3ヶ月振りに前年同月実績を上回った。そのうち、普通トラックの販売は2900台(前年同月比102.0%)と3ヶ月振りに前年同月実績を上回った。最大積載量4t以上の普通トラック市場に占めるシェアは37.1%(前年同月差−3.6ポイント)である。
合計は、18.7万台(前年同月比105.5%)と2ヶ月振りに前年同月実績を上回り、含軽市場におけるシェアは44.9%(前年同月差−0.8ポイント)であった。
輸出は、トヨタは中南米・欧州・オセアニア・中近東に向けた輸出が減少し、15.9万台(前年同月比97.6%)と前年同月実績を下回った。ダイハツは中南米・アジア・中近東に向けた輸出が0台となり、前年同月実績を下回った。日野は、北米、欧州、オセアニア、中近東、アフリカに向けた輸出が減少し、5600台(前年同月比92.2%)と前年同月実績を下回った。
合計は、16.4万台(前年同月比97.0%)と、前年同月実績を下回った。
海外生産は、トヨタは北米・中南米・欧州・アジア・オーストラリアで増加し、53.8万台(前年同月比110.1%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を上回るとともに、単月として過去最高となった。ダイハツはインドネシアで増加し、3.9万台(前年同月比141.7%)と7ヶ月連続で前年同月実績を上回った。日野はアジアで増加し、3200台(前年同月比148.9%)と8ヶ月連続で前年同月実績を上回った。
合計は、58.0万台(前年同月比111.9%)と、3ヶ月振りに前年同月実績を上回るとともに、単月として過去最高を記録した。
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