トヨタ 被災地周辺の「通れた道マップ」に渋滞情報と交通規制情報を追加

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トヨタ自動車は2016年4月21日、平成28年熊本地震の被災地周辺の安全運転のために公開している「通れた道マップ」に、4月20日より新たに「渋滞情報」と「交通規制情報」を同一画面で閲覧可能とする改良を施したと発表した。これは被災地の救援、復旧に向けた活動に、より一層役立つ情報を提供するのが狙いだ。

なお、渋滞についてはトヨタ独自のリアルタイム交通情報「T-プローブ交通情報」を、交通規制については日本道路交通情報センター(JARTIC)提供の情報を表示している。後者はJARTICの交通規制情報をもとに、通行止めの「規制区間」が黒色で表示される。

「T-プローブ交通情報」では、道路の渋滞度がリアルタイムに色別に表示される。「通れた道」区間は水色、「混雑」区間は橙色、「渋滞」区間は赤色となる。これはトヨタのテレマティクスサービスである「T-Connect」と「レクサスG-Link」の搭載車両より収集されたプローブ情報をもとに生成した、トヨタ独自の交通情報だ。通常は同サービスに対応したトヨタ純正カーナビとスマートフォンのT-Connectアプリの契約者向けのサービスだが、今回の地震を受けて一定期間、一般のPCやスマートフォンでも閲覧可能としている。

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