トヨタ自動車の豊田章男社長から被災者へメッセージが送られ、以下のように綴られている。
4 月14 日以降に発生しました平成28 年熊本地震におきまして、
亡くなられた方々のご冥福をお祈り申し上げますとともに、
被災された皆さま、そのご家族の方々に心よりお見舞い申し上げます。
ひとつの揺れがおさまったかと思えば、すぐに、次の大きな揺れに襲われる。
山は崩れ落ち、地面には大きなひび割れが入り、道路は寸断されている。
現場のメンバーからの報告や、現地から伝わってくる映像に思わず言葉を失いました。
被災地の皆様におかれましては、不自由な生活を余儀なくされているだけでなく、
「この余震はいつまで続くのか、いつになったら安心して眠れるのか」と
不安な日々を過ごしながらも、諦めずに、必死に復旧にあたられていることと存じます。
弊社の関係でも、生産拠点、販売会社、仕入先など、多くのパートナーの方々が、
今回の地震による被害を受けております。すでに私どものメンバーが現地に入り、地域の皆様と
一緒に復旧に向けた取り組みを続けております。
私どもといたしましては、何よりも「人命第一」、「地域の復旧」を最優先に
対応にあたってまいります。被災された皆様のお気持ちに寄り添いながら、
復旧に向けた努力、ならびに私どもができる支援を続けてまいりたいと思います。
2016 年4 月18 日
トヨタ自動車株式会社
代表取締役社長 豊田章男
以上