定額の支払いで新車に乗れるサブスクリプション・サービス「KINTO(キント）ONE」に、2020年5月8日から新たに5年/7年プランを追加しました。このプラン追加でどんなメリットがあるのかみてみましょう。
■定額支払いとは
「KINTO ONE」は、頭金が不要で、車両代や任意保険（車両保険含む）、自動車税、登録諸費用、車両のメンテナンスがパッケージ化された月額定額サービスのことで、いわゆるリースのことですね。通常リースは法人との契約ですが、それを個人向けリースとしたものをサブスクリプションという言い方をしています。
そしてKINTO ONEは店頭だけでなく、WEBで申し込みから契約まで行なうことができるのというのもアピールポイントです。
ところが、2019年からスタートしたこのKINTO ONEの認知度は低く、利用者数は伸び悩んでいます。そこで2020年1月以降、KINTO ONEのラインアップに16車種（トヨタ、レクサス・モデル）を追加しました。また、法人受付も開始したことなどで、3月末時点で申し込み件数は、累計3150件になったということで、まずは施策成功です。
■画期的新サービス
そして、さらなる成果を求め、5月から新サービスを開始して契約件数を延ばす施策を始めます。それは、長期間利用したいという顧客向けで、トヨタブランドのクルマを対象に、従来の3年プランから5年/7年プランを追加しました。
ボーナス併用払いも選択可能で、ヤリスの場合はボーナス併用月（1/7月）の加算額11万円（税込）の場合、3年プランだと月額2万1560円から、5年プランだと月額1万8700円から、そして7年プランでは月額1万6390円からになります。
ローンと大きく異なるのは、税金やメンテナンス費用も含んでいる点で、乗っているときはガソリン代以外全く負担はありません。またナンバーも通常のナンバーと同じになるので、レンタカーに使われる「れ」はつきません。それどころか希望ナンバーが可能です。
そして今回の新サービス追加では、KINTO ONE3年プランは、従来から設定しているメンテナンス内容に加えてタイヤ交換も追加しました。また5年/7年プランは、3年プラン同様のメンテナンス内容に加え、トヨタ正規販売店での車検費用も含めたサービスとしましたので、より負担がなくなるわけです。
さらに契約期間中に、別プランに乗り換えが可能となる「のりかえGO」も新たに開始します。これはかなり画期的なサービスで、通常のリースはリース終了まで乗り換えはできません。どうしても乗り換えるときは、残額を全額精算する必要があるため、実質乗り換え不可と考えられています。
しかし、KINTO ONEの新サービスでは、3年プランは契約から1年半後、5年/7年プランは契約から3年後以降の6ヶ月毎のタイミングで、中途解約時の解約金よりもリーズナブルな手数料の支払いで乗り換えが可能というサービスになりました。
そして、オプション・パッケージでは、ディスプレイオーディオを搭載した「ディスプレイオーディオ（スマホ連携）パッケージ」、充実装備の「KINTOフルパッケージ」も追加しています。
新しいKINTOのサービスで新型ヤリスハイブリッドはどうでしょうか。
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