トヨタと中国の大手電気自動車&バッテリーメーカーの比亜迪(BYD)は、2020年4月2日電気自動車の研究開発のための合弁会社が正式に発足したと発表しました。でもなぜ中国のBYDと?
トヨタと比亜迪(BYD)は、すでに2019年11月7日に電気自動車の研究開発に関する合弁会社の設立に向けた契約を締結していましが、このほど設立登記を完了したわけです。
さて両社の狙いですが、この合弁会社では電気自動車とプラットフォーム、及び関連部品の設計・開発を行ないます。つまりトヨタ/レクサスの中国市場向けの電気自動車の開発は、この合弁会社が担当し、製造は両社の工場で行なうことができるわけです。
今回新たなスタートを切ったこの合弁会社は、トヨタとしては電気自動車に関して、独自開発のリスクを避けることができるためで、他社との合弁、または業務提携により開発を行なうという戦略の一環ということでしょう。
その新会社の社名は「BYD TOYOTA EV TECHNOLOGYカンパニー有限会社(BTET)」です。董事長(代表取締役)にはトヨタの岸宏尚氏が就任し、総経理(ゼネラルマネージャー)にBYDの超炳根氏が就任しています。そして5月中を目途に事業を開始することが決定しているということです。
なお両社の出資比率は50:50で、所在地は広東省・深セン市。従業員数は約300名と発表されています。
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