トヨタGAZOOレーシングは2019年2月7日、2019年のモータースポーツ活動計画を発表した。大人気のスーパーGT選手権の参戦体制を覗いてみると、GT500クラスは6チームがレクサスLC500で参戦。しかしこれがLC500での最後のシーズンとなり、2020年からはスープラに切り替えられることが発表されている。そしてGT300は合計5台のマシンが参戦する。
GT500クラスはレクサスGAZOOレーシングとして、TRDを通じ6チーム/6台の支援を行なう。チーム、ドライバーのラインアップでは山下健太がWedsSport BANDOHからWAKO’Sへ、抜けたウエッズには坪井翔が300からステップアップする。またコバライネンと組んでいた小林可夢偉が抜け、中山雄一が同じく300からステップアップで加入する。チームはDENSO KOBELCO SARDだ。
2018年シーズンはホンダNSX-GTがシリーズチャンピオンを獲得しており、2019年のGAZOOレーシングは王座奪回が使命となっている。なおLC500に搭載されるエンジンは2018年と同様に「RI4AG」型4気筒・2.0Lの直噴ターボエンジンだ。
またGT300クラスは、トヨタ・プリウス2台とレクサス RC F GT3が3台、合計5台が参戦する。プリウスはRV8K型3.4L・V8エンジンを、レクサス RC F GT3は2UR-GSE型5.0L・V8エンジンを搭載している。