トヨタは、2014年10月7日から11日まで幕張メッセ(千葉県)で開催されるIT・エレクトロニクスの総合展「CEATEC JAPAN 2014」の出展概要を発表した。
トヨタは今回の出展で、人とクルマと街がつながる「スマートモビリティ社会」の実現を目指した幅広い取り組みの中で、次代を担う最新の環境技術を結集した「燃料電池自動車(FCV)」と、クルマとITを融合させた次世代テレマティクスサービス「T-Connect」を中心に展示を行なう予定だ。
FCV車両は2014年6月25日に「日本で2014年度内に700万円程度の価格で販売を開始する」(既報の記事)との発表の際に公開した新型セダンタイプを展示。
「T-Connect」では、新開発の音声対話型「エージェント」やナビゲーションにダウンロードし利用できるアプリサービス「Apps」、アプリ開発事業者向け「TOVA」、このサービスの全体像を紹介する。
その他には、燃料電池自動車用の高圧水素ガスディスペンサー(水素充填機)、ビッグデータを活用した交通情報サービス、都市交通システム「Ha:mo」などが出展される。