2014年1月30日、トヨタは2014年のモータースポーツ活動および支援計画を発表した。
まず2014年で3年目となる世界耐久選手権(WEC)は、昨シーズンに続いて2カー体制での参戦となる。トヨタ・モータースポーツGmbH(TMG)を本拠とするトヨタ・レーシングから、マシンは新型のTS040 HYBRIDを投入予定。今年のマシンはレギュレーション変更に伴って、新型V8エンジンとモーター/ジェネレーターを前後に搭載した新ハイブリッドシステムへと進化している。タイヤはミシュランを使用し、ドライバーラインアップは下記の通り。
■WECドライバーラインアップ
■2014世界耐久選手権スケジュール
国内レースのトップカテゴリーであるスーパーGTへは、レクサス・レーシングとして参戦し、車両規定変更に伴って直列4気筒2L直噴ガソリンターボエンジン(RI4AG)を搭載する新型レクサスRC Fを投入。またGT300クラスへはトヨタ・レーシングとしてトヨタ・プリウスが参戦する。チーム体制、ドライバーラインアップは下記の通り。
■スーパーGTチーム&ドライバー
■2014スーパーGTスケジュール
全日本選手権スーパーフォーミュラには、今シーズンからのレギュレーション変更に伴って、新開発した直列4気筒2L直噴ガソリンターボエンジン(RI4A)を7チーム11台に供給する。各チームの体制は下記の通り。
■スーパーフォーミュラチーム&ドライバー
■2014スーパーフォーミュラスケジュール
なお1月10日の東京オートサロンの会場でもアナウンスされていたが、ニュルブルクリンク24時間レース(2014年6月19~22日)へはガズーレーシングが参戦。マシンはこれまでのLFA、86に新しく「GAZOO Racing LEXUS LFA Code X」を加えた3台体制となる。
■ニュルブリクリンク24時間ドライバーラインアップ