2012年5月7日、トヨタはiQを一部改良し、全国のネッツ店を通じて同日より発売した。今回の改良ではマニュアル感覚のシフトチェンジを楽しめる7速シーケンシャルシフトマチックを1.3LエンジンのCVT車全車に搭載。グレード体系を見直して、新たに130G“Xパッケージ”を設定した。またセンタークラスターにピアノブラック塗装を施して、上質感を高めている。
新たに設定された130G“Xパッケージ”は装備を徹底的に見直して、お買い得な価格を訴求したモデルだ。具体的には130GのCVT車をベースに、ステアリングとシフトノブの素材をウレタンに変更。ブラックファブリック×グレーファブリックのコンビネーションシートをブラックファブリックのシートに簡素化。スマートエントリー&スタートシステムをワイヤレスドアロックリモトコンに、オートエアコンをマニュアルエアコンに、盗難防止システムをキー忘れ防止ブザーにという具合に、それぞれグレードダウン。この結果、7速シーケンシャルシフトマチックを搭載しながら、従来の130GのCVT車を1.0万円下回る159.0万円というプライスを実現している。