【トヨタ】ベース車に引き続き、「ピクシス スペース」が一部改良。全車が新エコカー減税の対象に

ピクシス スペースの画像
↑写真はXの2WD 。ボディカラーはライトローズマイカメタリック

2012年04月10日、トヨタは軽乗用車の「ピクシス スペース」を一部改良し、全国の販売店211社を通じて発売した。今回はOEM供給を受けているダイハツの「ムーヴ コンテ」が4月9日に一部改良されたことに伴うもの。燃焼効率の向上やエネルギーロスの低減を図ったエンジンを採用したほか、アイドリングストップシステムを改良した上で全車に設定を拡大するなど、環境性能を高めている。本サイト既報の通り、ムーヴ コンテの一部改良はダイハツが昨年の「ミラ イース」から搭載を始めた低燃費化技術『e:Sテクノロジー』の採用拡大の延長線上にあるものだ。新エンジンや動力伝達効率をさらに向上したCVTの搭載、停車直前(車速約7km/h)からエンジンを止める機能を追加した「新 eco IDLE(エコアイドル)」、減速エネルギー回生機能のエコ発電制御などがその主なポイントだ。

具体的には、カスタムRSを除く2WD車で26.0km/L(JC08モード燃費、以下同)、同じく4WD車で24.0km/Lの低燃費を実現し、2WD車は「平成27年度燃費基準+20%」を、4WD車は「平成27年度燃費基準+10%」を達成。またカスタムRSにおいては、2WD車で燃費は22.2 km/L、4WD車で21.4km/Lを実現し、「平成27年度燃費基準」を達成。これにより、すでに認定を取得している「平成17年排出ガス基準75%低減レベル」と合わせて、全車が新エコカー減税の対象車となった。

また全車のリヤコンビランプにLEDストップランプを採用したほか、カスタムGには6スピーカーパック(16cm 4ドアスピーカー&ツィーター)を標準装備とした。なお今回は全車、価格は据え置きとしている。

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