トヨタは2001年9月27日、LLクラスミニバンのアルファード並びにヴェルファイアをマイナーチェンジした。アルファードは全国のトヨペット店、ヴェルファイアは全国のネッツ店で、11月1日より発売。また両車種にハイブリッドモデルを追加設定し、こちらは11月21日より発売する。
今回のマイナーチェンジでは両者ともフロントグリルやフロントバンパー、リヤガーニッシュ、バックランプをデザイン変更し、より力強さを訴求。ボディカラーにはライトブルーメタリック、ダークバイオレットマイカメタリック、ダークブルーマイカを新設定。また内装はスピードメーター意匠やシート表皮、木目色の変更により、高級感の演出を図っている。
さらに車両周辺を真上から見たような広範囲の映像を表示し、安全運転をサポートするトヨタ初となる「パノラミックビューモニター」をオプション設定。さらにオートマチックハイビーム、運転席オートスライドアウェイ、快適な車内空間を提供するナノイー、スーパーUVカットガラス(フロントドア)などの先進アイテムを新たに一部グレードに装備している。
また今回ついに、ユーザーからのリクエストが強かったハイブリッドモデルを追加設定(アルファードは先代モデルに設定されていたので復活)。ハイブリッドシステムはリダクション機構付きのTHSII。エスティマハイブリッドと同様に2.4L直列4気筒エンジンの2AZ-FXEとE-Four(電気式4輪駆動)の組み合わせとなる。燃費は10・15モードで19.0km/L、JC08モードで17.0km/Lとなっている。さらにハイブリッドモデル専用として、シートとフロントフロアカーペットの一部のファブリック表皮に植物由来成分を含むエコプラスチックを採用している。
月販目標台数はアルファードが4000台、ヴェルファイアが5000台。メーカー希望小売価格については以下を参照。
●アルファード/ヴェルファイア価格表
●アルファード/ヴェルファイア ハイブリッド価格表