【トヨタ】 新型アベンシスを期間限定生産で英国より導入

2011年6月24日、トヨタは欧州の現地生産車であるアベンシスのワゴンモデルを、今年7月から10月までの期間限定で日本国内向けに生産し、9月19日より全国のトヨタ店、トヨペット店、ネッツ店を通じて発売すると発表した。
アベンシスは1997年に欧州市場でデビューした。セダン/ハッチバック/ワゴン(2代目カルディナと同型)という3種類のスタイルを持つトヨタブランドの欧州車としての地位を確立。2003年にはフルモデルチェンジして2代目が登場し、セダンとワゴンが日本にも逆輸入された実績を持つ。今回導入されるのは、2009年からデリバリーされている第3世代のワゴン。ちなみに3代目はハッチバックが廃止され、欧州でもセダンとワゴンのみの展開となっている。


新型アベンシスの主なポイントは以下の通り。欧州のアップダウンの激しい道路環境やワインディングロードで鍛え上げた「力強く、しなやかな走り」。流麗でダイナミックなエクステリアと、欧州車らしい硬質感のある造形のインテリアでまとめられた「プレミアム感を醸し出す欧州スタイル」。さらに取り回しやすいミディアムサイズの全長をはじめ、大人5名がゆったりと乗ることができる「ゆとりの居住空間・広いラゲージスペース」。以上を実現した本格ステーションワゴンというのがセールスポイントだ。

2.0Lの3ZR-FAEバルブマチックエンジンを搭載し、Super CVT-iとの組み合わせとなる。またCVTの制御やサスペンションには欧州仕様のチューニングをそのまま活用し、スポーティかつしなやかな走りを実現している。

ワゴンにとって重要なカーゴスペースは、荷室幅1550mmと容量543L(VDA法)を確保。またラゲージスルー機構や6:4分割可到式リヤシートを採用し、フレキシブルなラゲージレイアウトを実現している。Xiというモノグレードで、駆動方式も2WD(FF)のみ。価格は250万円(沖縄を除く)。月販目標台数は300台とのこと。

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